
Pinterest では、最高のオンライン体験とは、オフラインへ踏み出すきっかけを与えるものだと考えています。画像検索と発見のプラットフォームである Pinterest には、次にやってみたいこと、作ってみたいもの、試してみたいことのアイデアを見つけるために、人々が訪れます。そして、それを最も体現しているのが、毎日 Pinterest を利用している 10 代の若者たちです。
Pinterest は、ティーンのユーザーが Pinterest をどのように利用し、何を求めているのか、そしてどのようなデジタル空間が彼らの成長を促すのかを理解するための取り組みを続けています。この記事では、2026 年の取り組みをご紹介します。
利用時間の長さではなく、質を重視した設計
Pinterest は、ユーザーを果てしない情報の渦に引き込むソーシャルメディアプラットフォームではありません。それどころか、ティーンは目的を持ってピンを保存していると話しています。Pinterest にアクセスし、探しているものを見つけたら閉じて、実際に行動に移すのです。そのため、他のデジタル空間と比べて、彼らが Pinterest で過ごす 1 週間あたりの時間は短くなっています。
私たちの調査でも、ティーンユーザーは同じことを語っていました。
「
Pinterest を開き、必要なものを探して、見つけたら閉じる。Pinterest には目的を持ってアクセスしているので、なんとなく何時間も過ごすということはありません。」
17 歳女性1
「
少し息抜きをしたいけど、動画とかは見たくないというときに、Pinterest を開きます。Pinterest を見るといいアイデアややりたいことが見つかり、何かしようという気持ちになれます。」
17 歳女性1
これは偶然ではありません。インスピレーションを与えるために設計された場所は、異なる行動を引き出すのです。ティーンは、コンテンツの保存(ユーザー 1 人あたりのピンの保存数 +64%)、アイデアの検索(+44%)、ボードの整理(+68%)など、目的意識のある積極的な行動を他の世代より多く取っています2。Pinterest で延々と時間を過ごしているのではありません。アイデアを得るために活用しているのです。
こうした環境を維持するために Pinterest は次の取り組みを行っています。
学校生活への集中を促すメッセージの表示を 30 か国以上に拡大。このメッセージは、学校にいる間の最も大切な時間にスマートフォンを開かないよう伝えるものです。2026 年に、米国、カナダ、フランス、英国、ドイツ、ブラジルですでに 450 万人以上のティーンに表示されました。この取り組みは、類似の教育キャンペーンの 3 倍のエンゲージメントを生み出しています3。
あらゆる人、特にティーンにとって、より安全で健全なインターネットを構築するために、Inspired Internet Pledge(健全なインターネットを目指す誓約)のコラボレーションを主導。この取り組みの一環として、(Me)dia Mindfulness リソースハブを拡充し、ティーンや成人が自信を持ってオンラインで関わり、情報を分析し、行動するためのツールを提供しています。さらに、デジタルコンテンツの利用パターンと、精神的、感情的、身体的健康を結び付ける、Protect Your Energy を開始しました。これは、トラウマインフォームドの視点を取り入れた初のデジタルウェルビーイングプログラムです。
Youth Mental Health Corps の拡大。米国全土の学校や地域の組織の学生たちが、メンタルヘルスケア、メディアリテラシーのリソース、オンライン上の嫌がらせやいじめ、偏見に関する支援を利用できる環境づくりに取り組んでいます。
2026 年の戦略的慈善投資の 65% を、若者のメンタルヘルスと心のウェルビーイングに配分。この一環として、International Society for Transforming Education と連携し、米国の学区でデジタルウェルビーイングのタスクフォースを立ち上げました。これは、教師、学校の指導者、若者のメンタルヘルスやデジタルシチズンシップの専門家が連携し、学生がデジタルコミュニティの責任ある一員として健全に成長できる環境を構築する取り組みです。
パフォーマンスのためではなく、信頼のためのデジタル空間の設計
社会的なつながりは、ティーンの成長にとって欠かせません。しかし、ティーンに聞いてみれば、人とつながるためにあるはずのデジタル空間が、実は苦痛をもたらしていると返されるでしょう。
私たちが直接話を聞いてみたところ、その実態が浮かび上がってきました。ティーンが求めているのは、同じニッチな興味を持つ人とのつながりが感じられるコミュニティ、そしてありのままの自分を理解し、受け入れてくれる現実の友人とのつながりです。一方で、彼らが求めていないのは、不特定多数の人に向けて発信するブロードキャスト型のコミュニケーションです。そうした場では、つながりを感じることよりも、よく見せなければならないというプレッシャーが大きくなります。
ティーンは、この点も Pinterest は理解していると語っています。
「
Pinterest は、安心できる居場所です。コメント機能がオフになっているので、嫌なコメントを受けることもありません。ただそれぞれのクリエイティブな世界を楽しんでいます。情報の多いソーシャルメディアから離れたいときに、落ち着ける場所です。」
15 歳男性1
この違いは、意図的な設計によるものです。Pinterest は、従来の検索エンジンに代わる、画像検索と発見のプラットフォームです。炎上でエンゲージメントが最大化するソーシャルメディアとは異なり、Pinterest はインスピレーション、ポジティブな体験、そして安心して発見を楽しめる場を提供するように構築されています。
そうした場所を支えるために、Pinterest は次のように設計されています。
ティーン向けアカウントはデフォルトで非公開に設定され、13 ~ 15 歳のユーザーは非公開アカウントのみ。ティーンのユーザーが、本人の知らない人にユーザー検索で見つけられることはありません。
メッセージのやり取りは、相互フォローしているユーザーに限定。ティーンのプロフィールやボードは、本人が明示的に承認したフォロワーだけに表示されます。
ティーンユーザーのコメントはデフォルトでオフ。一般的に嫌がらせや比較につながりやすい機能が取り除かれています。
不特定多数に向けて発信する要素をなくすことで、Pinterest はティーンが演じる必要のない、「ありのままの自分」でいられる空間をつくっています。
ティーンの自己探求を支援
ティーンは、「自分は何者なのか?」「自分の居場所はどこなのか?」「次はどこへ向かいたいのか?」という普遍的な問いと日々向き合っています。一般的なソーシャルメディアでは、ティーンは他者からの承認を得るために、外向けの洗練された姿を見せることを考えます。一方、画像検索プラットフォームである Pinterest では、ティーンはパーソナルブランドを築こうとするのではなく、自分らしさを生み出し、組み合わせ、アイデンティティを探求しています。
アクティブなティーンユーザーの 77% 以上が、Pinterest の検索バーを使って興味のある分野を積極的に探求しています。また、ティーンが設定やホームフィードのコントロール機能を利用する頻度は他の年齢層と比べて約 2 倍に上ります4。Pinterest ではおすすめを簡単に調整できるので、興味の変化に合わせてすぐに体験を作り変えることができます。
実際にティーンが何を検索し、何を保存しているのかを見ると、その姿はより鮮明になります。インターネットの多くの場所が外見に意識を向けさせる一方で、Pinterest はティーンが内面の世界を育むために訪れる場所なのです。
アートの探求:ティーンは何かを「つくりたい」と考えています。イラストの資料、アニメのスタイル、スケッチのチュートリアル、写真のポーズなど、アート関連の検索は他の年齢層と比べて 1.26 倍です2。
パーソナルな空間:スマートフォンの壁紙やベッドルームのインテリアなど、日々の環境を自分らしく彩り、居心地のよい場所にするためのアイデアが人気のトピックです。
ランキング上位にないものは何でしょうか?それは、自分の外見です。ティーンは、他人にどう見られるかを演出するためではなく、自分が好きなことや作りたいものを知るために Pinterest を使っています。
他者からの承認ではなく、自分自身のインスピレーションへと焦点を移すことで、Pinterest はティーンが自分らしい方法で成長し、夢を描き、なりたい自分を見つけていくための空間を提供しています。
「
Pinterest のいいところは、投稿しなければというプレッシャーを感じないことです。他のアプリでは、みんなが周りに後れをとらないように投稿を続けていて、コンテンツを作らなければというプレッシャーが大きく、疲れます。Pinterest は自分がインスピレーションやアイデアを見つけるために利用している場所なので、変に気負うことがありません。私は、他の人のためにコンテンツを作っているわけではありませんから。」
17 歳女性1
「
Pinterest では、『この人、すごくかわいい』といった、ソーシャルメディアにありがちな比較ではなく、アイデアそのものに目を向けられます。」
17 歳女性1
これらすべてをつなぐのは、シンプルな信念です。ティーンには、インターネットからもっと良い体験を得る権利があります。注意を引き続けようとするプラットフォームよりも、常に見られて値踏みされているように感じるソーシャル空間よりも、誰かが考えた「あるべき姿」を映し出すフィードよりも、もっとよい場所があります。
Pinterest は、ティーンとその家族から信頼されるプラットフォームの構築に取り組んでいます。ティーンがより多くのインスピレーションを得て、より深くつながり、より自分らしくいられる場所の実現を目指しています。
今後の取り組みにもご期待ください。Pinterest の歩みを支えてくださり、ありがとうございます。