2023年4月24日
Pinterest は本日、2022 年インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)レポートを公開しました。「行動につなげる」をテーマにした今年のレポートでは、当社の包括性と多様性や、ポジティブなオンライン環境の構築に関する最近の進捗と取り組みについて説明しています。
Pinterest の使命は、すべての人に素敵な毎日を過ごすためのインスピレーションを届け、誰もが「Pinterest には自分の興味、好み、文化が反映されている」と感じてもらうことです。しかし、自社の社員とプロダクトが実世界の多様性を反映していなければ、こうしたユーザー体験を提供することはできません。そのため、Pinterest はあらゆる活動で、包括性と多様性、そして「自分の居場所がある」と感じられるようにすることを尊重し注力しいます。
Pinterest 最高多様性・平等・包括性責任者、Nichole Barnes Marshall は以下のように述べています。
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昨年は Pinterest の歴史に刻まれる重要な年となりました。2022 年、Pinterest は『誰も取り残さない』文化を第一とする『Pinclusion』フィロソフィーの導入を通じて、包括性と多様性を支持する活動を続けました。『Pinclusion』の下で、社員は自分の存在が尊重され、自分らしさを発揮しながら活躍でき、ユーザーはたくさんのインスピレーションを得られて、Pinterest はイノベーションによって成長することができます。私たちのあらゆる活動に包括性と多様性を浸透させられるよう取り組みを続ける中、これまでの進捗と、Pinterest が日々示している努力に感銘を受けています。」
Pinterest 最高多様性・平等・包括性責任者、Nichole Barnes Marshall は以下のように述べています。
世界で毎月 4 億 5,000 万人のユーザーにサービスを提供している Pinterest にとって、包括性・多様性の取り組みが世界規模で展開されていることは重要な意味を持ちます。昨年 Pinterest は、勤務地に関係なく社員のニーズに応えられるよう、世界戦略として初の専任 I&D チームを設けました。
2022 年末の時点で、女性を自認する人が管理職の約 40% を占めるようになりました。これは、2025 年までに女性管理職の割合を 20% に拡大するという当初の目標を上回るもので、合計で管理職の 36% を女性が占めています。さらに米国外では、女性が管理職の 50% 以上を占め、エンジニアからマーケティングや営業まで、さまざまな部門で当社の世界的事業を推進させています。
また、Pinterest は世界的イニシアチブ「Count Me In」を導入しました。これは、性自認、人種、民族、性的指向、障害、退役軍人ステータス、介護者ステータスに関する自己認識の選択肢を増やすことで、社員がより詳しく正確に自分自身を表せるようにするものです。Pinterest はこのイニシアチブを米国、日本、シンガポール、オーストラリア、メキシコ、カナダ、ブラジルで展開し、2023 年には世界のさらに多くの国のオフィスに広げる計画です。
Pinterest では、ポジティブで、自分が迎え入れられていると感じられ、何よりもインスピレーションに満ちたオンラインの場所を作り出す取り組みを、目的を持って行ってきました。2022 年、Pinterest は消費者にとって有益な取り組みを行うブランドとして、Fast Company の「Brands That Matters」リストに選ばれました。この背景には、数年にわたり、包括性を重視したプロダクト開発へ革新的なアプローチを取ってきたことがあります。Pinterest のツールの多くは、業界で初めて採用されたものとなっています。
Pinterest は、資金・教育面でリソースを提供し、過小評価されているコミュニティのクリエイターが成功するための手段を増やすことに特化した育成プログラムクリエイターインクルージョンファンドに対する支援を拡充しました。過去 1 年間で、米国のさまざまな分野にこのプログラムを広げ、英国とブラジルでは初めてプログラムを立ち上げました。
Pinterest は当社の組織内、業界、社会全体でさらに大きな影響を与えられるよう、パートナーシップを包括性・多様性戦略の主軸に据えています。2022 年には、さまざまな団体と協力して共通の使命を推進しました。社員がもっと職場への帰属意識を感じられるようにするための実践的な新しい戦略を提示する Transgender Training Institute や、職場のリーダーに向けて、各部門や業務手順に包括性と多様性を浸透させるスキルとツールを提供する Activate Inclusion などが、パートナーの一例です。
Pinterest は、さらに包括的なより良い業界を築くため、目的を主眼とする団体と提携しています。たとえば、2022 年には黒人の人材に向けた支援と投資のために、/dev/color とパートナーシップを締結しました。さらに、Lesbians Who Tech や The American Indian Science and Engineering Society などの団体が主催した主要イベントの協賛も行いました。
Pinterest の継続的な包括性・多様性の取り組みに関する詳細については、こちらをご覧ください。